歯のはなし

では、歯のことをちょっとお話しましょう。ちょこっとためになったりしたらいいかな。歯は一生モノですから。

はじめに

☆歯医者さんには主に、ドクター、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手(受付)がいます。

ドクターは先生ですね。歯科衛生士さんは国家資格をもつ方です。主にドクターの補助や予防歯科(歯の掃除など)を受け持ちます。歯科技工士さんは入れ歯や銀歯などの歯科技工物を作る方です。助手はドクター&歯科衛生士のアシスタントです。資格はありません(サナが以前従事してたのはコレになります)

はっきり言ってきれいな仕事ではありません。患者さんの血、食べかす、唾液、金属片等・・治療中に沢山飛んできます。肝炎やエイズなどの感染の危険度もたかいです。でも、その反面やりがいがあります。有難うの言葉が嬉しかったりします。初めて3年経とうとしていますが、私が学んできたことはほんの一握りにも満たないです。その中で、役に立つかな?と思ったことを少しアップしていきます。助手とはいえ素人ですから間違っていることもあると思います。ご指摘や質問などありましたらメールやBBSへどうぞ♪

 

☆歯ブラシの事。

歯ブラシってとっても大切。食べかすを除去するだけじゃなく、歯肉のマッサージをすることで歯槽膿漏の予防にもなるんです。健康な歯はまず、質の良いブラッシングから!

これはサナが実際使っている歯磨きツールです。

A−1&2 これは歯科医院専売の歯ブラシ「タフト24・ソフト」歯医者さんで売っている歯ブラシです。特にコレじゃなきゃだめ!ということは無いですがブラシは自分にあったものを使ってください。でも、硬さは「普通」がお薦め。男性は磨き感を重視してしまう為ガシガシ磨く傾向があります(私もブラッシング圧が大きい)ガシガシ磨きは「磨けた!!」という感触はありますが実は歯肉を傷つけていたり・・・そのままガシガシ磨きを続けていると歯肉の後退を起こし歯茎部が露出してしまい「知覚過敏」になってしまいます。虫歯ではないのに、ブラシの時にチクチクするという場合は知覚過敏を疑ってください。ブラッシングは鉛筆を持つようにブラシの柄を軽く持ち、1歯1歯丁寧に磨きます。1歯5秒のごしごしがベスト。前歯は横磨きではなく立て磨きが鉄則!ブラシを持ち替えて下顎前歯の6本は裏表磨きます。上顎の6本も同じように歯ブラシを立てて磨きましょう。ガシガシ磨きは必要ありません。

もし、優しく磨いているのに出血するようだったら?歯茎がやわらかくぶよぶよしていたら歯肉炎かも。優しくブラッシングしていて出血する血液は「汚血」です。コレは出しちゃった方がいい血です。とはいえ、無理にやらないでくださいね。ブラッシング時マッサージするように歯肉にも優しく刺激を与えてください。暫くすると引き締まった歯肉になります。

 これは子供用の小さい歯ブラシです。ヘッドが小さく奥まで届きます。親知らずなどの磨きにくい咬合面(かみ合わせる面)に使っています。私の場合親知らずが斜めに生えているのでこちらはかなり重宝します。

 インタースペースという歯医者さん専売の歯ブラシです。コレは矯正してる方や、親知らず、奥歯の遠心(奥歯の奥の縁)を磨くのに使います。私の場合、親知らずが3本とも横に生えていて通常の歯ブラシでは届かない隙間が出来てしまっているので使っています。

D 糸楊枝です。歯ブラシの仕上げにはお薦め!歯間は歯ブラシでは磨けません。糸楊枝を使うことで磨き残された歯間の食べかすの除去をします。糸楊枝のほかに歯間ブラシがあります。因みに歯間ブラシを使う場合は必ずSSの一番小さいものから使いましょう。どちらも歯肉を傷つけないよう無理のないように使ってください。初めて使う場合は歯医者さんに相談するのがいいですね。ドクターや衛生士さんが指導してくれます。

 歯磨き粉。色々市販されていますが、サナはフッ素入り歯磨き粉をおすすめします。サナ家はPCクリニカ愛用。フッ素入り歯磨き粉やガムって結構良いんですよ。ちなみに、歯ブラシするときは歯磨き粉を付けすぎないでくださいね。ブラシの半分でOKです。研磨材が入っているので多く付けすぎると歯が削れます(笑)

歯ブラシの仕上げはコレ!

リステリン(洗口剤) 仕上げにやって欲しい、やった方が良いよって言うのが洗口剤。いわゆるリステリンとかGUMとかのコレ。歯肉炎の原因となる細菌を殺してくれます。そして口臭予防にもなります。やっぱり、リステリンかGUMがお薦めです。慣れるまで辛いし、マズイしで大変だけど・・・

舌ブラシ 舌につくコケ「舌苔(ぜったい)」というものがあります。これは口臭の原因とされているんですが、簡単にとれます。舌ブラシじゃなくてもOK。いつも使っている歯ブラシを使って優しく下をなでます。舌をべ〜っとだして奥のほうから前にブラシを優しくこするだけでOK。強くやりすぎないように!あんまり奥に突っ込んでも嘔吐反射がおきます|дT)ノ舌をきれいにすると味覚が鮮明になります(サナはそう感じた)。

でも、一番の予防は定期的に歯医者さんへ行く週間をつけ「歯石・ブラッシング指導」を受けることです。そして軽いうちに治療をすることです。

あとは!!甘いものを食べ過ぎない事。甘いものがダイスキな人、タバコを吸う人などは実は口の中を見れば一目瞭然なんですよ♪

 

では、1回目はここらへんで・・・・・寝る前には歯ブラシを!

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